しゃがんで立つとき膝が痛い原因と対策
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立ち上がる時や階段の一歩目など、「膝が痛いな」と感じている方はいませんか?
数ある関節のうち、膝は最も痛めやすい部位といわれています。
膝が痛いといっても、弱いものから強いものまで人によってさまざまです。
「膝が重たい」「膝の関節がかみ合っていないような感じがする」
といった症状は、膝の痛みの初期の症状です。
「立った瞬間は少し痛いがすぐに痛みは消える」
といった症状を感じる人もいます。
痛いという状態になる前に違和感を覚えることが多いので、
普段から注意するようにしましょう。
膝に痛みが出てしまうのは、激しい運動をしたり、
たくさん歩いたりすると膝を痛めてしまうと考える人も多いでしょう。
スポーツや仕事などによる過度な負荷は、膝の痛みの大きな原因になります。
膝をあまり動かさない運動不足も原因の一つとなります。
運動不足による筋力の低下と膝の痛みの関係です。
膝は、大腿骨と脛骨、膝の皿と呼ばれる膝蓋骨
という3つの骨が組み合わさっています。
それぞれの骨が直接ぶつからないように軟骨がクッションの役割を担い、
関節を動かすために多くの筋肉が使われています。
膝関節を曲げ伸ばしする動作に使われる筋肉は、
主に大腿四頭筋やハムストリングです。
膝の周囲だけではなく、お尻の筋肉である大臀筋など、
足を動かすための幅広い筋肉が膝の動きをサポートしています。
膝を長い間あまり動かさないでいると、筋力が低下してサポートする力も衰え、
骨と骨の間のクッションとなる軟骨の摩耗を早めて、
膝の痛みを生じさせてしまうのです。
さらに、関節の柔軟性も低下してしまいます。
運動不足によって起こる膝の痛みが原因で、膝関節の新陳代謝が鈍化し、
膝関節が硬くなることがあります。
筋肉に柔軟性がない状態で運動をすると、軟骨や骨をサポートできずに
負荷がかかってかえって膝に痛みが生じてしまうのです。
これら以外にも姿勢の悪さや、肥満も膝に負担をかけます。
どちらも柔軟や運動を心がけることで改善が見込めます。
膝の痛みにはさまざまな要因がありますが、
まずは運動不足や膝に負担のかかる生活習慣を見直しましょう。
しゃがんで立ち上がるのが痛むのをほっておかないこと
しゃがんで立ち上がるのは最近の生活事情では
畳の生活も少なくなりしゃがむ動作が減ってきています。
このしゃがんで立ち上がるのは膝には大きな負担がかかります。
水が溜まっていないか、軟骨のすり減りや、筋力の低下など関係します。
筋力の低下、関節の柔軟性の低下による膝の痛みは、
負担の少ないトレーニングが改善や予防につながります。
気になる方は専門の医師に相談しつつ、日々の対策として取り入れてみましょう。