院長コラム

季節の変わり目の体調変化への対応法

気温の変化に気を付ける

 

人間の体は体温を一定に保つ働きがあります

恒常性・ホメオスタシーともいわれる

東洋医学では大切な理論です。

この働きに大きく関係するのが自律神経です

夏の暑い時は汗をかき体温を冷やす

冬の寒い時には毛細血管を補足して体温を保つ

これは自律神経が暑さ寒さを感じて

自然の調整しています

しかし、この自律神経もいつまでも

頑張り続けることはできず

誤作動や疲労で働きが弱くなります

このようなときに、何となく体がだるいなどの

不定愁訴とよばれる自律神経症状がでます

最近の温暖化で急激な気温の変化に

体がついていきません。

これは自律神経が急な変化の対応できないのです

しかし、時間が経てば順応してきます

 

季節の変化への対応法

 

■体のリズムを整える・・体調が落ちてくると不規則な生活のなりがちです。睡眠時間に注意し、寝る目のテレビやスマホも長い時間は控えましょう

■季節の食べ物をとる・・季節の食べ物で影響かだけでなく、視覚・   味覚からも体へ変化を取り入れます

■自分の傾向を知る・・自分の体の変化に合った対応は大切です。

汗をかく・入浴・適度な運動など早めの準備を

■軽めのウォーキングで季節を感じる・・適度な運動で体に変化がでます

気持ちを軽くなり新たな季節へ向かいます

どれも特別難しいものではありません。

年齢とともに自律神経も衰えてきます

10代では学校帰りに雨にぬれても

慌てて帰っている学生をよく見かけますが

年齢を重ねるとそれも体が疲れる、風邪をひくと

経験から覚えてきます

天気予報で雨なら準備をするようになります

経験から衰えていく体への備えも

出来ていることになります

最近では外で遊ぶことの少なくなって

季節を感じることが減っているかもしれません

インドアでの生活は適度な気温で

自律神経には優しいのですが、

たまには変化も必要です。

電気の光や液晶画面から出る

電磁波は長時間受けると体調を乱しやすくなります

文明が発達しても人間は動物として

古来から自律神経が環境にうまく

適応できるおかげで社会生活ができ、

自分の満足や欲求につながります。

体調を崩しやすい人は季節の変わり目の

自分なりの対応を取り入れることで

普段の生活も体調が安定することになります

整体することで、体の緊張も緩み

自分の体へ関心も高まります。