しゃがんだ時に、膝の上部に痛みが生じる原因と、対策について
![](https://www.e-kenkoh.com/wp-content/uploads/2023/01/2d0d9b357ddf09f5e6e1eb8901737d90-240x480.jpg)
「膝の痛み」と聞くと、「加齢によるもの」「年配の方に多い症状」
といった言葉を連想される方も多いと思います。
しかし、実際はすべての年齢の方に起こり得る症状なのです。
膝を構成する骨格は、骨盤から膝に向かう大腿骨(だいたいこつ)と、
脛から足首にあたる部分の脛骨(けいこつ)、
膝のお皿とも呼ばれる膝蓋骨(しつがいこつ)から成り立っています。
大腿骨を支える筋肉として、前側に大腿四頭筋(だいたいしとうきん)、
膝蓋骨は、前面を膝蓋靱帯(しつがいじんたい)が覆い、
外側を腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)、内側を鷲足(がそく)が覆っています。
膝の上部にあたる部分に影響する筋肉は、大腿四頭筋です。
大腿四頭筋には、大腿直筋のほかにも合計4つの筋肉で成り立ちます。
膝を曲げる際には、この大腿四頭筋が伸び、逆に伸ばすときは、縮みます。
しゃがんだ時に時に膝の上部に痛みが生じる原因は、
大腿四頭筋のトラブルにあるといえます。
他には、膝のお皿の膝蓋骨の腫れや変形も関します。
膝に異常な負荷をかけ続ける運動が原因となって起こります。
スポーツ選手に見られる症状の一つですが、
普段の生活のなかでの急に痛み出したりすることもあります
しゃがんだ時に膝の上が痛みの解消に向けて対策について
膝を曲げた時、大腿四頭筋は伸びきった状態であるといえます。
この時に痛みが生じるのは、筋肉が十分に伸びることができない、
柔軟性に欠けていると言いかえることができます。
筋肉に柔軟性を取り戻すためには、適度な運動も必要ですが、
患部の痛みは腫れがある状態では無理な運動は
かえって痛みが増すことになります。
無理に階段や、しゃがむ動きは控えましょう
脚を引きずるようでは膝の様態はかなり悪くなっています
病院でレントゲンで異常なければ
膝の状態を改善する整体もあります
日々の施術の中で見かけるのは
サポーターが合っていないことがあります
骨折などで患部を安定される意味でのサポーターは
膝の痛みなどには適しないことがあります
正座ができない、片方の脚がしゃがみにくいなどは
膝が曲がりにくくなっている証拠です。
我慢し続けると膝関節の変形からО脚にもなりかねません
病院での診断と並行して膝の状態をよくするリハビリで
再発の少ない脚の動きに近づけることができればよいでしょう