顎の付け根が痛い、押すと痛い原因と対処法
顎の付け根が痛い、押すと痛い原因と対処法
「顎の付け根が痛い、押したら痛いのはなぜ？どうすればいい？」
・口を開けると顎の付け根が痛い、開けづらい。
・顎の付け根を押すと痛い。
これらは「顎関節症」の代表的な症状とされています。
「硬いものをかんだら顎が痛くなったけれど、
少ししたら治った」という軽度のものから、
口を大きく開けられなくなったり、
痛みで食事をとりづらいなど
日常生活に支障が出てしまう重症のものまであります。
軽症のものを含めると日本人の約半数の人が
顎の異常の経験をしているようです。
なぜ「顎関節症」が起こるのでしょう。
以前は噛み合わせの異常が主な原因とされていましたが、
現在ではそれ以外にも次のことが主な原因と言われています。
・歯ぎしりや食いしばりなどの顎への過度な負荷
・ストレス（歯ぎしりや食いしばりの原因となるケースが多い）
・片側だけで噛む咀嚼癖
・顎に負担をかける癖・習慣（うつぶせ寝、頬杖、猫背、顎に受話器等を挟むなど）
・成長過程での異常による顎の歪み
このように挙げてみると、日常生活を見直すことで
対策できるものもあります。
もし、顎の付け根が痛くなった場合は
どうすればいいのでしょう。
それほどひどい痛みではなく、大きく口を開くことができ、
日常生活に支障が出ていないのならば、
様子を見ても良いでしょう。
ただし、顎関節症の症状が当てはまり痛みや不自由が
長引いていれば、ほっておいても改善は見込めません。
日常生活に支障が出たり、しばらく様子を見ても
痛みがなくならない時、
治ってもまたすぐに痛みが出る時などは
受診しての治療が必要だと思われます。
顎関節症と早く自覚し原因がはっきりしたら、
それに合わせた症状の改善方法をとることができます。
顎関節症の疑いで受診する場合は、
歯科医が一般的です。
症状に合わせて、
・原因となる悪習慣などを取り除くようにする
・痛み軽減のために温め、冷却をする
・口を開けるようにする運動療法
・スプリント（マウスピースに似たもの）を装着して、顎への負荷を減らす
・薬で痛みを減らしたり、筋肉を緩めたりする
・外科手術
などの治療が行われます。
歯科では主に歯のかみ合わせの改善から
顎関節への対応となります
当院では顎関節専門の整体で、顎関節の調整から、
顎を支える靭帯・筋肉を整体術で調整していくこのなります
（最近の見解では、顎関節症の原因の多くは、
この乱れた関節や靭帯筋肉から
痛みとなっていることが示されています）
顎関節症と早く自覚してもらうこと、
食事がしにくい、口を大きく開けれないなど続くようでは
慢性的になっていきます
顎関節専門の整体もご検討されることを進めます