院長コラム

長引くコロナ自粛でのストレスが向けされる先は

長引くコロナ自粛でのストレスが

向けされる先は

 

緊急事態宣言もいつまで続くのか

何度も繰り返される緊急事態宣言

世間のストレスも積もり積もっています

この積もったストレスはどこに向けられるのか?

現在の一番の問題のオリンピックの是非に向けられます

 

人はやり場のないストレスを

ぶつけるところを探します

 

コロナ感染症のもと、様々なことも制限され

やり場のないストレスが増えています

これはコロナ感染下だけではなく、

仕事や家庭、人間関係などそれぞれの苦手なことへの

ストレスが無意識にたまってきます。

ストレスを発散しましょう、溜めないようにしましょう

普段の日常ならば、各個人の好みで飲食や娯楽など楽しむことで

知らない間に、こころのモヤモヤや頭の片隅に引っかかっていることが、

やわらいでいることもあります

しかし、ストレスを発散することも制約され、

この先の感染の不安が更に強く感じだします

 

つい子供を叱ってしまう親

 

親の頭の中は仕事で、怒るのを我慢していたり、

主人に対しての不満があれば、

つい子供に対して怒ってしまうことがあります。

この場合、親は子供本人のしたことに対して

怒っているのではなく

親の頭の中で子供ではない他人に起こっているのです

結果、叱られた子供は悪くないこともあります

親と子供の関係だけでなく、

人との気持ちのやり取りでは良くある勘違いです

 

オリンピック開催へネガティブな

感情が向けられる理由

 

最近のテレビの報道ではオリンピックの開催の是非について

様々な見解が出ています。

世間の意見も開催に否定的な意見もあります

実状的に感染対策や人の流入の問題もありますが、

長引く緊急事態への不満やこの先の感染の心配から

人が集まるのは危険ではります。

しかし、日本は遅れてはいますが

各自治体レベルで個人の医療機関でも

ワクチン接種が進んできています

一日の目標数にも近づいています。

不安や日ごろのストレスが大きい時には

ネガティブをぶつけれるところを探してしまいます

各個人の落ち着いた意見と行動をとってほしいものです