腰痛の種類別原因院長コラム

片方の腰が痛みだす腰痛の原因と対処法

片方の腰が痛みだす腰痛の原因と対処法

 

「片方だけ腰が痛い…そんな腰痛の原因と改善策」

 

・激しい運動をしたわけでもないけれど、

   何か動作をするたびに腰が痛む

・腰痛とは言い切れないけれど、

   じわじわと痛みを感じてなかなか治らない

 

こういった腰痛を感じている場合、さらに「腰の片方だけ」に感じる場合、

適切に腰痛対策を行わなければ, 痛みが慢性化する恐れがあります。

 

腰痛を考える際、事故などによるケガと、女性特有の疾患が関わっている場合は、

医療機関の受診を先に考えましょう。

特に女性は、片方だけの痛みがひどくなくても「子宮や卵巣の疾患」を考えて、

婦人科の受診をおすすめします。

 

腰痛は原因が特定しづらい症状ですが、そこに「片方だけの痛み」を加えると

大きく3つの原因が考えられます。

 

・同じ筋肉を酷使したため片方のみ痛みが生じる

同じ動作を繰り返す、同じ姿勢が続く、という方に多い

「筋肉痛を伴う片方のみの腰痛」です。

現場での肉体労働が多い方、一定の動作しか行わないデスクワークの方などが

かかりやすくなります。

 

痛みが筋肉にとどまっているため、筋肉をほぐすことで痛みを改善することができ、

腰の負担のかかっている一定の動作を見直すことができれば

再発予防をすることも可能です。

 

 

・下のものを取るなどの前かがみの動作で片方のみ痛みが生じる

姿勢が悪い方、猫背の方、デスクワークの方は、

背骨の間の椎間板が変形することで痛みが出ている方がいます。

背筋が弱かったり、衰えたりして椎間板が変形すると、

前かがみの姿勢で片方に痛みが走ります

 

筋肉だけをマッサージしても改善は見込めません。

椎間板ヘルニアになると手術も必要な場合があります。

痛みが激しくない場合は、専門的に診てもらえる整体院に

相談してみるのもいいでしょう。

 

 

・腰を反らす動作をする際に片方のみ痛みが生じる

腰を起点にのけ反る姿勢になった際、背骨の後ろ側の関節が

ぶつかることによって痛みが生じます。

洗濯物を干す動作や、赤ちゃんを抱っこするなど、

繰り返し腰を反らすことや反らし続ける動作が多い方がかかりやすくなります。

 

この痛みもマッサージだけでは改善は見込めません。

痛みが激しくなる前に症状の改善を提案できる整体院がおすすめです。

 

 

片方のみの痛みが生じるのは、片方の腰「だけ」に負担を

かけ続けているからです。

日々の生活習慣が大きく関わっているからこそ、

体全体に「歪み」が生じているのが大きな原因とも言えます。

やがて、ぎっくり腰や慢性的な腰痛に悩まされていきます

 

生活習慣の見直しと共に日々ストレッチを取り入れることで、

腰回りの筋肉を柔らかくすることも有効です。