院長コラム

熱中症対策で、猛暑を乗り切りましょう

熱中症対策で、

猛暑を乗り切りましょう

 

熱中症対策で必要なこと

 

🔸十分な睡眠の確保

🔸水分補給

🔸食事

基本的にはこれが大切です

真夏になればいつも言われることですが

最近の暑さでは、先日も加西市近郊の

福崎町の観測記録では、

38.1度とありました。

全国の中でも10位以内のことも最近ではあります

こんな中でも、屋外での仕事や、

炎天下での運動会もあります。

勤務先や、学校の担任の元、

熱中症への対策もされているでしょうが

個人の日常生活での取り組みが大切です

 

1.十分な睡眠の確保

熱帯夜のもと、夜でも気温30度の時間が

長くなってきています

この状況のなかでは、

普段よりは眠れる環境が悪くなっています。

 

眠れない原因に、

寝室の気温も大きな影響があります

 

眠っている間は、人の体の深部体温は、

朝方にかけて、下がっています。

眠って活動してないので、体温も少し下がります

 

眠りのサイクルも、レム期、ノンレム期が、

暑さで乱れたりします

普段眠りの深い人は、夏場の暑い時期の、

少し寝ては、目が覚めて、

エアコンのスイッチを入れてみたり、

寝苦しかったりと、

眠るが浅くなるリズムが長くなると、

睡眠不足感も起こります。

 

エアコン27~28度に設定して、直接冷気に触れすぎて、

体が冷えすぎないよう注意が必要です。

冷えすぎて、翌朝から、体がだるいなど起こります

 

2.水分補給

真夏に、効率よく水分を補給するには、

真水だけを、一気飲みししても、

胃腸からの吸収は効率よくありません。

口に入った段階で、口の粘膜や食道からも

少しは吸収されますが、

水分の多くは小腸から吸収されます。

温度も大切で、少し冷たいぐらいが、

吸収には適度に、一気飲みせず少しずつが基本です。

大切塩分やミネラル類も同時に取れる、スポーツ飲料がお勧めです。

糖分が気になる方は、少し薄めての使用がお勧めです。

 

3.食事

暑さで、内臓も働きが弱くなりがちです。

冷たい物や、水分の取りすぎで、胃腸も乱れます。

夏でも栄養価の高いものを、効率よくとりましょう

疲労回復には、クエン酸もあり塩分も取れる梅干しがあります

炎天下での、競技会でも、熱中症対策でとるようです

季節の野菜かには、カリウムなどのミネラル類が多くあります。

夏にはスイカと言われます。

スイカには、夏場に足りないミネラル類や

水分が多く含まれます

暑い夏でも、先人の知恵を借りて

身近に対策できることもあります。