院長コラム

自律神経と体の免疫力

自律神経と免疫力

免疫力が落ちている人はこのような人です

 

体の免疫力とはウイルスや有害物質から

体を自分の力で防御する力です

 

□良く風邪をひく人

□お腹を下しやすい人

□慢性的な便秘

□最近ではアレルギー花粉症が出やすい人

このようなことに心当たりがある人は

自分の免疫力が乱れているかもしれません

日本人の平熱は下がり気味です

 

ある研究によると、日本人の平熱は約50年前に比べ

1度下がっているとあります

わきの下で測った場合、

36.5度から35.2度の間が理想的平熱です

平熱が低いと、体の血行も悪くなり、

リンパの流れも悪く免疫力も落ちていきます

生活習慣の変化や食生活、夜型の生活などが理由としてあります

 

免疫力を上げたいけれど、

どうしたらいいか

 

簡潔に言うと、これをすればあなたの免疫力が上がりますと、

断定することはできません。

体の免疫力は人それぞれ違うからです

免疫力の80%以上はお腹の腸に関係するといわれます

腸からでるリンパ球やホルモンが全身の血液に交じって

脳からの自律神経の指令のもと、

有害な物質やウイルスを退治しに働きます

結果、有害物質から自分で防御するのです

 

体の免疫力を上げるには口から入る食べ物に

大きく影響されます。

 

よく言われる、乳酸菌、発酵食品、食物繊維が

腸の環境を整えるからです。

ヨーグルト、納豆、根野菜です

このような食事は気を付けているけれど

体の免疫力が乱れている人があります

体のストレスが多い人

腸内環境が乱れている人です

 

食べ物だけでは免疫力は

上がらない原因もあります

 

体温が1度下がれば体の免疫力は約30%下がるといわれます

よく言われる「温活です」

体を温めることです

人の体にとって体温の1度は大きな数字で

0.5度上がれば体の免疫力も変わってきます

最近の研究では日本人の平熱は低下傾向にあるとあります

当然、体の免疫力も体温の低下とともに下がります。

現代病の、花粉症、アレルギーも体の抵抗力が

昔とは変わってきれいることがあります

患者さんで多いのが手足が年中冷えている人は、

体のストレスも多く、体に様々な症状となってあらわれています

やる気が出ない、朝起きれない、

少し動くとしんどい、

これも体の冷えが元となって自律神経も乱れ、免疫力も乱れます。

自律神経は免疫力に大きく関係する

ホルモンに指令を出す脳神経です。

簡単に体を温めることができるのは、

手足を冷やさない、首元を温める

首やのどには免疫に関係するリンパが多く流れます

のどの口蓋扁桃(こうがいへんとう)は口から入ってくる有害物質を

気道から入らないように働きます

大切な免疫力です。

体の免疫力もすぐには整いませんが、食生活や生活習慣を

見直し、整体で体をメンテナンスすることも

体の回復力を上げる対策にもなります。