院長コラム顎関節症

顎関節症と自律神経の関係

顎関節症は、あごを動かすと

関節がカクカクする、

口を大きく開けられない、

あごが外れるような感覚や痛みを伴います。

あごの関節は、下のあごを動かすときに使います。

その関節である骨の間にクッションの役目をしている

関節円板のズレや変形など物理的なことで

起こることもあれば、

生活習慣やストレスが原因で発症することもあります。

 

顎関節症を予防するには?

日頃から運動する習慣を持つことや

ストレスをため過ぎないよう

リラックスする時間を持つ、

マッサージを受けて体をほぐすなども

予防につながります。

精神的なストレスをためこまないことも大事です。

脳がストレスを感じると、緊張状態になり余分な力が入ります。

結果、自律神経も緊張状態になります。

普段意識していない時間でも

歯ぎしりや歯を食いしばったりすることで

顎関節症になることもあります。

 

精神的な不安やストレスが、自律神経を緊張させ

体をこわばらせている結果です

 

寝る姿勢も気をつけてみましょう。

枕が低すぎても、高すぎても

あごや首に負担をかけることになります。

つ伏せになって寝るのも不自然な姿勢です。

額顎関節が長続きしている方は

ストレスで寝ている間も顎や首に力が入っています

 

また、普段の姿勢が猫背になっていないか、

癖で頬杖をついていないか、

いつも同じ足を組んでいないか、

などもチェックしてみてください。

正しい姿勢でいることが、顎関節症の予防につながります。

 

顎関節症はあごの筋肉が緊張した状態です。

 

あごが緊張すると、顔がこわばったり、

首や肩の筋肉も緊張するため、

首こりや肩こりが酷くなることもあります。

 

あごに近い歯や舌にも影響があります。

舌がしびれる、目の奥が痛い、目が疲れやすい、

耳鳴りがする、めまいが起きる、

吐き気がして気分が悪いなどの自律神経失調症をきたします。

 

もちろん、脳に与える影響も見逃せません。

 

顎関節症によって、あご周辺が緊張状態になると、

脳にもストレスを与えます。

脳へのストレスによって、

神経のバランスをとっている

自律神経の働きが崩れ始めます。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスをとって、

体の均衡を保っています。

 

自律神経は、人が生きていくために絶対に必要なもので、

ホルモンの分泌を調整する大事な役割をしています。

心身に大きなストレスを感じると崩れます。

精神的なストレスが長く続くと、

酷い場合にはうつ病やパニック障害を引き起こします。

精神的なストレスの他にも、

不規則な生活、睡眠不足、栄養失調、運動不足、

気温の変化などもストレスになり、

自律神経の乱れにつながります。

顎関節症は物理的な筋肉のズレや変形だけでなく、

自律神経とも関わっています。

 

日頃から自律神経を整える暮らしを心がけることが、

顎関節症の予防につながります。