院長コラム

交通事故によるムチ打ち症と天気

梅雨の時期がしばらく続きそうです。

この時期、体の調子をくずされる方も多いと思います。

よく患者さんで

「天気が悪くなる前に体が痛む」

「雨が降ると肩こりや首が痛む」

「雨が降る前から頭痛がする」

 

梅雨の時期は体に大きな負担になります。

前線の通過で気圧の変化も影響します。

私たちの体は水分で70%はできています。

血管や内臓・関節も気圧が変われば大きくなったり縮んだりします

 

更に空気中の湿度が上がると、

余分な水分も体に入りこんだりします。

 

気温が高く湿度が高い状態では、

体が汗をかきにくく水分調整が乱れます。

 

熱いと汗をかいたり血管を広げるのは

自律神経が働いています。

 

梅雨に時期の長雨は自律神経も負担が大きくなります。

 

自律神経が疲れると体がだるい、やる気がでない

肩こりや首の痛みがきつく感じたりします。

 

季節の変化の梅雨の時期は

決まって頭痛を繰り返す人もあります。

 

また、以前に交通事故のケガで首のむち打ち症が

完治していないと痛みがきつくなったりします。

 

むち打ち症は完治しにくいといわれるのは

季節の変わり目などに症状が降り返すことが理由にあります

 

ここで問題です。

交通事故の首のケガでむち打ち症は

どれだけの人が接骨院などで施術してもらっているでしょうか?

 

交通事故の場合、初めに病院でレントゲン検査をします。

この時、激しい事故ではない限り、

首の骨が骨折したり脱臼するのはまれです。

 

ですので、病院では「骨には特別異常はありません」となります。

この時、首のコルセットを巻いて薬を飲んで経過を見る

このような方も多く見受けられます。

 

首や肩を安静にするのも結構ですが、

首の施術をやリハビリも取り入れる方法もあります

それが接骨院での自賠責保険対応の通院にあたります。

 

昔、交通事故で首のむち打ちをしてから

梅雨時期になると首や頭痛が頻繁に起こる人は

あきらめずにきちんと施術をすることも検討ください。

首の骨のずれや体のゆがみは、

きちんと手入れしないと元には戻りにくいものです。