院長コラム顎関節症

顎関節症・通院の前に気を付けたいこと

顎関節症の原因を理解しましょう

 

当院にはホームページをみて、顎関節症かどうか不安なために

来店される方も多々あります

今は、困ればすぐにネットで検索して

自分の症状に当てはまるものがあれば

私の体の痛みや不調の原因はこれに違いないと思います。

これは、体の症状に限らず、何かの探し物や買い物でも同じです

商品ならば使い方の例などあれば参考になります

体の整体の場合、こちらの患者さんの感想など参考にはなりますが、

当院で感想をいただいている方は、定期的に通院された方がほとんどです。

中には、半年から数年単位で通院を続けられる方もあります

 

顎関節症になる原因として最近気になること

 

最近の患者さんの中で気になることとして

顎関節症になっている原因が、一時的に歯医者での歯の治療や

かみ合わせを治したいと、詰め物や抜歯をされて、

の影響からか顎関節に痛みが出て、

食事が取りにくいなどの理由が良くあります。

そんな中で、顎関節が心配、食事が取りにくい、肩がこるなど起こると

ネットで検索して、私「顎関節症で悩んでいます、何とかなりませんか」と

来られる方が多々あります。

 

来られる前に気を付けていただきたいことに

虫歯の痛みが我慢できないのは

歯の神経がそれだけ敏感に体の感じやすいからです

その神経も周りの組織や神経にも影響するのです

その結果、歯の治療の影響で顎にも影響が出たり、

今までとは違う嚙み方で食事することにもなり更に影響が出ます。

ここで顎関節の治療を整体で取り入れることは悪くはないのですが

一時的な対策になりがちで、

歯の治療を途中で変更することはできませんので

一度歯科医での治療をきちんとされることが良いと思います

顎関節は歯の神経も感じやすく、

歯ぎしりや噛み癖は精神的な緊張も関係します

 

他の例では、コロナ感染のもと、

 

予防注射の副作用で熱が出たり筋肉痛とともに

それから顎が痛くなったと来られる方もありました。

この例ではご本人の顎が痛くなったのは二次的な原因で、

顎に負担のかかることは見当たりません

それより、姿勢や体の緊張からくるものが主です

当院の治療の中には自律神経の乱れを診てゆきます

顎に関係する自律神経の乱れもテェックしますが

予防注射による発熱では自律神経や脳神経の一時的な乱れも

起こる可能性もあります

歯医者・口腔外科・脳神経科どちらに行かれてもかまわない状態かもしれません

歯や口腔のどや舌、耳鳴りやめまい視力の問題などあるかもしれませんが、

これも一時的に出ているものと思います

当院に来られる前に一度何が原因か考えることもしてみてください

こちらではその手助けになるよう施術をして

本人のためになるよう取り組んでいます