院長コラム

コロナ自粛での注意点

コロナ感染症の自粛生活の注意点

 

自宅での生活が多くなります

 

感染症対策の一つに人との接触を少なくするために、

在宅ワークや自宅での生活が自然と増えています。

中には、緊急事態のもと、最低限の外出しかしていない人もあります。

何年かぶりに一日家にいた、このような声も聴きます。

緊急事態も兵庫県は昨年に続き、5月も続くようです。

家庭内感染の危険もありますが、人が集まるところへの外出は

必要最小限に抑える必要があります。

 

免疫強化には適度な運動も大切です

 

5月にもなり、欧米国の中では少しずつ解除の動きが出ています

日本よりは厳しい制限が続いていた欧米国の中でも

イギリスでは、盛んに、外での散歩が広く勧められ、

市民も実行していたニュースを見ました。

ここで問題、

自粛生活で「一日家でゆっくりする」のと

「適度な運動するの」では、

どちらが体の抵抗力は上がるのか

 

答えは、

適度に体を動かすことで、運動不足からくる

体力低下を防げます

 

体の免疫力はのどや鼻にあるリンパ球や扁桃腺が

空気中のウイルスの有害物をある程度は除去します。

 

しかし、口から吸いこんだりすると肺や気道にも

直接有害物も入る恐れがあります

適度な運動を日ごろからすることで、

体温も上がりやすくなり、風邪などのウイルスも

体の免疫力が働きやすくなります

体温が1度上がれば体の免疫力は

約30%上がるともいわれます

 

コロナ下では、平熱を維持するのが大切と言われていますが

少しの熱では体は体温を上げて抵抗力を上げている段階です。

コロナ感染では熱が39度にもなり数日続き、

呼吸も激しくしにくくなります。

 

ウォーキングのメリット

 

・太陽の光を浴びることで脳内ホルモンが整いだします。

・適度な運動で体温が上がります

・体の筋肉量の多くを占める脚への強化

・有酸素運動で呼吸がしやすくなります

・コロナ下のストレス軽減にもなります

コロナ下でよく言われる在宅太り、運動不足になれば

仕方ないことですが、コロナ下の生活も1年を過ぎれば

各自が対策をして自分だけでなく、周りにも影響しないことが必要です

ウォーキング以外でも、ストレッテや適度なトレーニング、

ランニングでも各自に合う形で体を動かせば結構です。