首の手術の後、手のしびれでリハビリに来られています
長年の患者さんですが、些細なことから首を痛め、脊髄損傷と診断されました。
日常生活はできるぐらいですが、両手のしびれと腕に力が入りにくくなり、肩からくる痛みが
指先まできありました。
しばらくこちらで施術を重ねましたが、病院で再検査し、頚椎の骨の隙間を広げる手術を受けられました。
この手術は一般の頚椎症の手術のようです。専門の病院を紹介してもらい受けられたようです。
しかし、手術の後リハビリが自分の思うのとは違い、通われなかったようです。
手術により首の痛みは少なくなり、以前のような首がほとんど回らなく、痛みもきつく、
どうにもならない状態は治まった様子です。
首からくる腕のしびれの手術では、手術後首の痛みは治まりますが、首から腕に伸びている
神経の痛みやしびれが残ることもあります。
これは首に限らず、腰のヘルニアによる脚のしびれで腰を手術して、そのあと、脚のしびれが
少し残ることもあるのと同じです。
ただ、痛みやしびれがあまりにきつい場合は病院との十分な相談の上で、
手術を検討されるのが良いと思います。
手術後のリハビリとして、当院では、カイロプラクティックによる首の骨の異常を見てゆき、
首の神経への負担が少なくなるようリハビリしてゆきます。
このようなことは、リハビリが充実している病院で、丁寧に診てもらえるところでは受けられるかもしれません。
しかし、これさえも保険診療では省略されることまります。これでは、手術の後の経過が思わしくないと、
再手術にもなりかねません。
当院の整体コースでは、脊髄の中心から神経の流れを良くし、自律神経の働きを上げることで腕や指の
しびれにも
対応しています。
首からくる腕のしびれもひどくなると、首の骨自体の変形や首のヘルニアで、手術することにもつながります。
普段から首に負担をかけ過ぎないように気を付けることが必要です。
◆寒いこの時期は夜、階段で転ぶ
◆寒さで肩や首をすくめて寝る
◆寒さで運動不足で猫背になる
こんなことから首に負担がかかり、些細なことから、首にダメージを受けるかもしれません。
皆さん気を付けてください。
追伸、この患者さんについて、私も心配していましたが、リハビリに当院を選んでくれてうれしい限りです。
まだ60代前半ですのでこれから不自由ないよう、サポートしてゆけたらと思います。