自律神経症状には副腎(ふくじん)とストレスが関係
院長コラム
原因のわからないだるさは副腎が関係することがあります。
病院などで検査しても異常の見つかりにくい自律神経症状の隠れた原因に内臓の働きに関係する副腎と言われる臓器があります
副腎とは聞きなれない言葉かもしれませんが、アドレナリンなどのホルモンバランスや免疫機能に大切な働きをしている内臓の臓器です。
腎臓の上に小さく乗っている臓器ですがストレスや疲労に対して働いています。
病院では副腎の検査などは専門医でなければないでしょう。
私たちの生活の中で様々なストレスがあります。
気温の変化、湿度、公害、食品添加物などもストレスになります。
さらに、人間関係では親子、会社の上司との関係や過去のトラウマ的な心理的な事柄もストレスとなって引きずります。
この様々なストレスに対応するのが副腎です。
副腎から出るホルモンにより体は対応しています。
ストレスが強い人や休息が取れていない人は副腎が疲れ副腎から出るストレスに対応するホルモンが少なくなっています。
季節の変わり目や最近ストレスが大きいと感じるときには日ごろ頑張っている副腎が疲労しているのです。
しかし、これは病院では異常ありませんとなり、睡眠薬や軽い抗うつ薬を出されることでしょう。
副腎とは私たちの体に大切なホルモンを体に出す大切な働きがあります
副腎の機能が落ちるとホルモンバランスが乱れ体がだるい、疲れが取れないなどの症状が長く続きます
自律神経失調症の方はこの副腎の働きが低下している期間が長く続いているかもしれません